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ショートニングを使わないパイの皮
Pie Crust without Shortening


ショートニング(硬化油)が問題になってから最近はショートニング無しのパイ皮を作るようになりました。 水分を少なめにして、生地を扱う時間を少なくすると、とても美味しいパイ皮ができます。 生地を扱う感覚はショートニングを使うパイ皮と同じです。

 

直径20cmのパイ皮 1個   他のサイズの分量はこちらで算出できます。
  • 塩 小匙 1/2弱
  • 中力粉   115グラム  (強力粉と薄力粉半々)
  • サラダオイル 25 グラム (又はエキストラバージンココナツオイル)
  • バター  35 グラム  
  • 冷たい水又は牛乳 大さじ2(30cc)  ココナツオイルと使う時は大さじ1

 

  • 冬の場合 バターはちょっと軟らかいくらいが作りやすいです。 
ボールに下記を合わせてペーストリーブレンダー(又は泡だて器の先)でバターを小さく小さくつぶしていきます。粉と混ざって小さな粒の状態になるまで粉にすり込むようにつぶします。 ペーストリーブレンダー(下の左写真)がないときは泡だて器の先でつぶしてください。  
  塩 小匙 1/2弱
中力粉(薄力粉、強力粉半々) 115グラム
サラダオイル 25 グラム (又はエキストラバージンココナツオイル)
バター  35 グラム (又はココナツオイル)
 

上から冷たい牛乳か水を全体に均等に少しずつふりかける。その後はスプーンで水と粉の塊を小さく分割する気持ち。 こで捏ねると出来上がりが硬い生地になります。水分が極端に少ないように思えますが、これで充分です。

  冷たい水又は牛乳 大さじ2(30cc) 
そのまま大きく切ったサランラップに移す。この時点では生地はまだぱらぱらです。 水分の塊を小さくきって均等になるように散らす。
 
うえからもう一枚のラップを被せて手の平で生地を押しながら丸く平たい円盤のようにまとめる。
 ラップの上から麺棒で生地の中心から外側に向けて丸くパイ皿より大きめに広げる。
 
上下のラップを利用して淵を丸くしていく。上のラップを少しはいで(A)、下のラップを淵にかぶす(B)。上のラップを再び元に戻して、麺棒で押さえる(C)。
うえのラップをはがしてその上にパイ皿を逆さにしてかぶしパイ皮ごとひっくり返す。
 
この状態ではまだ生地がしっかりとラップにくっついているので、生地がパイ皿の中心に来るようにする。
 
ゆっくり上のラップをはがす。水分の少ないところは写真の様にくずれてしまいますが、大丈夫です。
    
パイ皿からとび出ている部分は、下に折り曲げて端を厚くする。それでも長過ぎる時は少し切って、足りないところに補給する。 崩れ落ちたところはぱらぱらにならない様にそっと拾い上げ、押さえてくっつけ、同じように下に折り曲げて端をぶ厚くする。 くっつけたところは写真の様に段ができても焼けば段が分からなくなりますので気にしない。
 
端は指先で立ててジグザグにしていきますが、スプーンの裏で押し付けるように形作ってもよいです。 指先に軽く粉をつけると形つくり易くなります。 端をあまり高く作りすぎると、焼いている間に重みで皮が落ちてくることがあるので、端(エッジ)はあまり重たく分厚くしないほうが無難です。
 
焼く間に底が上がってこないように、底に5つほど切り目を入れる。
 
200度C(400度F)で15分から18分焼く。(こんがり焼き目がつくくらいに)レモンのカスタードは【カスタードが】熱いうちにパイ皮に流し入れること。冷えてから生クリームで飾る.
 


水を加えてからは、生地をあまり扱わないようにするのがコツです。
伸ばす時に、生地の中の水分が偏っている時が多いです。 ある場所は水分が多いけど、反対側は水分が足りなくて、麺棒で伸ばしても生地がぱらぱらであるとか。 そんな時はぱらぱらの部分に軽く最小限の水をスプレーしてください。 

 

スーパーで買い物をするとプラスティックの袋に入れてくれますね。 あの袋を平たく切って、文字の入っていないところを四角に切り抜いて使っています。 ラップより強くて扱いやすいです。

 

 

 

 

このレシピでパイ皮を作られた方
Hanaさんのブログから
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